素材の活用はWEBサイトを作る上で必要不可欠ですが、如何せん著作権ルールが難しい。特に海外サイトとかだと調べるのが一苦労です。そこで知っていなくてはならない知識がクリエイティブ・コモンズですが、どうしても暗記できない…。いちいち調べると時間がかかるので、自分のためにまとめておくことにしました。
ここでは一目で分かるように基本のみをまとめました。この記事は下記のサイトを参考にさせていただいています。参考サイトではクリエイティブ・コモンズのより詳細な情報を確認することができます。
【参考サイト】
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは | クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
クリエイティブコモンズ|商用利用でトラブルを避ける全知識
クリエイティブ・コモンズ、著作権の放棄を表明できる「CC0」日本語版を正式公開 -INTERNET Watch
クリエイティブコモンズ3.0 解説まとめ
CCライセンス(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)
CCライセンスは著作物に付けることで、その著作物をどの範囲で自由に利用できるかを明確にします。そして、CCライセンスを提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトを総称してクリエイティブ・コモンズと呼びます。
CCライセンスの種類と意味
CCライセンスにはいくつか種類があり、それを組み合わせることでライセンスを表現しています。
表示(BY、Attribution)
クレジット(著作者情報)を表示しなければいけません。「by 著作者名(リンク)」など。
非営利(NC、Noncommercial)
営利目的での使用を禁止します。
改変禁止(ND、No Derivative Works)
加工してはいけません。サイズ変更・トリミングも禁止。
継承(SA、Share Alike)
この素材を利用して作成した作品を配布する際は同じCCライセンスにしてください。
Creative Commons 3.0 Attribution
Creative Commons 3.0 Attributionと明記された作品はクレジット表示をすれば、商用利用と改変が可能です。
Creative CommonsやCreative Commons Licenses 3.0と明記された作品も同様です。
パブリックドメイン(Public Domain) と CC0
パブリックドメイン CC0
Public Domainはその作品に著作権が発生していないか著作権が消滅した状態をいい、CC0は著作権者が権利を放棄し作品をパブリックドメインとして同意したことを示します。
よってPublic DomainもしくはCC0と書かれた素材は、ライセンスに捕らわれずに自由に使うことができます。商用でもクレジット表記無しに使えます。